玄関

玄関は家の中で最初に目にする場所でもあり、その家の雰囲気や特徴が出やすい住まいの顔です。

来客があれば必ず見られる場所ですから、汚れや傘など玄関に置いているものが乱雑に置かれていると気になってしまいます。

玄関のリフォームは、ドア本体、土間タイル、クロス、照明などのほかに、十分な収納を確保しましょう。傘や掃除道具など玄関に置くと便利な品物は多いものですが、最近は、デザイン性のある収納も増えています。天井までの高さがあるものはスペースも有効に使え、機能的です。壁面をうまく使い極力生活感を出さないよう多く収納量を確保できます。

 

廊下

住宅の廊下は毎日頻繁に人が行き来する場所ですので傷みやすく、特に床はリフォームが必要になるペースが早い場所です。廊下は面積も狭く、こだわる部分が少ない印象ですが、毎日頻繁に通る場所ですので、耐久性や安全面をしっかり考慮しましょう。

廊下の床はおおよそ10~15年程度を目安にリフォームを行いますが、それ以前であっても下記のような症状が気になり始めたら廊下の床張替えリフォームのタイミングです。

・歩くと床がふわふわした感じがする
・床がぶよぶよしている
・ギシギシ、ミシミシといった音がする
・傷やめくれがある

廊下は、玄関や階段へと続く場所ですので出来るだけ同じ素材やデザインにすることで統一感を出すことが出来ます。

 

階段

長年使っている階段が老朽化してくると、階段のリフォームを検討するかもしれません。

例えば子育てや介護、加齢など、ライフスタイルが変わったことで、これまで当たり前のように使っていた階段が危険だと感じることがあります。そのような場合、手すりの配置や階段を緩やかにする、広くするといったリフォームが考えられます。

 

階段に窓があれば昼間は明るいですが、夜になると暗く段差が見えにくくなり踏み外しやすくなります。足元を照らしてくれるライトをつけると安心します。

また、階段下はデッドスペースになりやすいですが、収納スペースにしたり、書斎やちょっとした休憩スペースになったりと、アイデア次第で様々な活用方法があります。

 

リフォーム中は階上への行き来ができなくなるため、2階より上にリビングやキッチンなどがある場合は、生活に大きな支障が出てしまいます。

工期を事前に確認して、工事中は1階で用を済ませられるように、子供の勉強する場所や寝る場所を確保するなど、準備をしておきましょう。